羊も数えてみたものの

季間に一度のリレーコラム!
トークとはまた違った読み物を綴るパーソナリティーの一面をお楽しみください。

今回は、しもさき博之 。

”羊も数えてみたものの”

今年はCOVID-19のおかげで、四季の移ろいをあまり感じない。おかしな残暑もあったけれど、流石に四季は秋から冬に向かう。
ボク自身が「白秋」から「玄冬」へ踏み出しているので、その先に少し見えるものに軽い恐怖さえ覚える。
とは言え、秋の夜長だ。
如何にして時間を過ごそう。
いや無理に夜更かしをする事もあるまい。
早めにナイトキャップをきこしめて、ベッドに潜り込めばいいのだ。
ところが目が覚めてしまうのである、真夜中に。
午前3時頃にふと目が覚め、それから眠れない。
やがて空が白み始め、新聞受けに朝刊が差し込まれ、飼猫は朝の見回りに来て「ニャア」と鳴き直ぐ部屋を出ていくが、その間どうにも眠れないのだ。
その辺りからアラームが鳴る時間まで何とか微睡んで、定刻に起き出す訳だが、どうにも疲れが抜けている気がしない。
寝酒の量を増やし酔い潰れれば朝まで、と試してみたが逆に喉の渇きで目が覚める始末。
流石に毎夜ではないが、週に何度かそんな日があれば、週末には躰の各所に怠さが強ばりのようになる。
現在の状況で外出も儘ならないのを言い訳に、一日中ベッドの上と言うのも精神衛生上宜しくないこと著しい。
要は歳を取ったという事だろうが、これからの長い夜が憂鬱で仕方がない。ニャア!

   
   
   
しもさき博之

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